大阪府獣医師会とは

事業計画/事業報告等(平成25年度)

大阪府獣医師会では、獣医師の知識と技術向上を目的とし、生涯研修プログラムとして年に数回、講習会をおこなっております。
また学校飼育動物事業、野生鳥獣保護、動物愛護フェスティバルを通じて社会貢献を行っています。

会員等の状況

1 会員

区分 H24.4.1 H25.3.31
正会員 開業部会 412 14 18 408
衛生・畜産部会 182 7 14 175
教育・研究他部会 127 1 10 118
小計 721 22 42 701
賛助会員 15 0 1 14
合計 736 54 43 715
2 役員
会 長 松林 驍之介
副会長 木下 久則  加藤 敦  澤田 勉
理 事 岩﨑 圭里  尾芝 仁  織 順一
佐伯 潤  佐藤 昭司  武部 秀太郎
山村 恵  横井 正和
榎 優子  木村 滋  堀越 敬之
山本 祥二
小谷 猛夫  玉田 尋通 秦 敦朗 
監 事 奥田 稔  留河 義輝  笹井 和美

(順不同・敬称略・平成25.3末現在)

平成25年度事業計画

重点事項

  1. 公益法人制度関係法令に基づく公益社団法人認定の取得
  2. 動物由来感染症対策、特に狂犬病予防事業の推進
  3. 畜産振興・安全な食料の生産と供給事業の協力推進
  4. 動物愛護管理事業の推進
  5. 学校飼育動物の適正管理の推進
  6. 広報・情報活動の強化
  7. 勤務獣医師の待遇改善及び職域の拡充

実施事業

1 公益法人に関連する事業
  1. 日本獣医師会及び各地方獣医師会並びに関係行政庁等との連携、情報収集
  2. ホームページの適時・的確な内容拡充等による広報・情報活動の強化及び情報公開への取組
2 獣医公衆衛生及び獣医畜産に関する事業
  1. 公衆衛生向上に関する事業
  2. 狂犬病予防及び動物愛護管理事業の徹底
  3. 自衛防疫及び家畜衛生の向上に関する事業
  4. 飼料安全法及び動物薬事に関する諸施策への協力
  5. 関連諸団体との事業の連携強化
3 狂犬病予防事業
  1. 狂犬病についての啓発
  2. 狂犬病予防注射の推進・啓発
  3. 大阪府狂犬病発生時対応マニュアルに基づく行政との連携・協力の強化
4 飼育動物診療に関する事業
  1. 診療施設、X線、医薬品取扱い、医療廃棄物処理の適正化の推進
  2. 獣医療事故及びトラブル防止対策
5 獣医学術活動の強化・推進、教育・研究に関する事業
  1. 学会発表・大会への参加の奨励
  2. 卒後教育・講演講習会の充実強化及び情報の提供
  3. 獣医学教育の改善に関する事業
  4. 獣医学に関連する研究についての情報提供
6 動物愛護管理推進事業
  1. 動物愛護思想の普及及び動物の適正な飼育管理の推進
  2. 大阪動物愛護フェスティバルの開催
  3. 緊急災害時動物救護活動ガイドラインをはじめ、災害に備える危機管理の推進
  4. 学校飼育動物の衛生・管理及び情操教育に関する指導の充実
  5. 他の動物愛護管理事業との連携、協力
7 野生鳥獣救護事業の推進
  1. (公財)日本鳥類保護連盟、(公財)日本野鳥の会、NPO法人野生動物救護獣医師協会が共催し製作した「ヒナを拾わないで」ポスターの支援と府民への周知
  2. 野生鳥獣救護ドクター制度への積極的な協力
8 その他獣医事関連事業
  • 大阪府立大学における獣医師養成教育の充実(大学基準協会の獣医学教育に関する基準に基づく入学定員20名増とそれに伴う教員増)の支援
  • 大阪府立大学獣医学部及び大学院獣医学研究科設置の支援

平成24年度事業報告(平成24年4月~平成25年3月)

事業

(1)講演、講習会
実施日 平成24年12月15日(土)
場 所 大阪府立大学りんくうキャンパス
演 題 「大阪府立大学における高電圧X線を用いた腫瘍の放射線治療について」
講 師 山本 亮平 先生 (大阪府立大学大学院獣医放射線学教室)
実施日 平成24年12月16日(日)
場 所 大阪府立大学りんくうキャンパス
演 題 「大阪府立大学における腫瘍性疾患犬に対する活性化自己リンパ球療法の現状」
講 師 嶋田 照雅 先生 (大阪府立大学大学院獣医臨床センター教授)
演 題 「抗がん剤は毒?薬?~毒をもって毒を制する化学療法の理論ご実際~」
講 師 細谷 謙次 先生 (北海道大学大学院獣医外科学教室)
実施日 平成25年2月2日(土)
場 所 大阪ペピイ動物看護専門学校
演 題 「人と動物が幸せに暮らす社会をめざして~ハローアニマルの取り組み~」
講 師 斉藤 富士雄 先生 (長野県動物愛護センター所長)
実施日 平成25年3月24日(日)
場 所 ホテルプリムローズ大阪
演 題 「絶滅危惧される野鳥保護の現場より」
-トキが与えてくれた36年目の夢-
講 師 本間 穂積 先生 (佐渡トキ保護センター野生復帰ステーション)
演 題 -コウノトリ野生復帰の現状と課題-
講 師 江崎 保男 先生  (兵庫県立コウノトリの郷公園研究部長)
演 題 -伊豆諸島鳥島におけるアホウドリ集団の再確立-
講 師 長谷川 博 先生  (東邦大学理学部生物学教室)
(2)広報活動事業
[1]会報の発刊 (会報委員会)

会報委員会において編集を進め、平成24年12月10日に大阪府獣医師会会報第63号を発刊し、会員並びに関係先へ配布した。

[2]ホームページの充実 (IT委員会)

IT委員会においてホームページの充実を図り、府民への各種事業の啓発や講演会や講習会の開催のお知らせなどリアルタイムで詳細な情報提供を図っている。
また、会員専用サイトでは事業の効率的、円滑な運営のため情報の迅速な提供と共有化を図っている。

(3)狂犬病予防事業

平成12年度地方分権推進の一環として狂犬病予防法の犬登録と狂犬病予防注射済票の事務が大阪府から市町村に移譲されたのに伴い、府下市町村と本会とが狂犬病予防注射実施の確認書を交わし、狂犬病予防集合注射が円滑に効率的に実施されるように連携して取り組んでいる。

  • 確認書に基づき、府下各市町村へ狂犬病予防注射業務等について適切に対応できる獣医師として委嘱した本会会員獣医師275名を推薦した。
  • 予防注射接種事故の適切且つ迅速な対応を行えるよう、本会が狂犬病予防注射事業賠償保険に入り、安全安心な予防注射をめざし、接種率の向上を図った。
  • 接種率の向上のため、平成24年度狂犬病予防注射啓発ポスターを本会各動物病院へ配布し、周知啓発をした。
  • 市町村に狂犬病予防事業が大阪府から移譲されたため、市町村の本事業が円滑効率的に進められるように、各市町村に犬鑑札と注射済票の購入希望数等を照会し取りまとめ、一括大量注文の見積もりを取り廉価での購入に寄与している。また、平成23年度から犬鑑札等が任意の様式になったため、新デザインの希望調査もおこない、購入経費の削減と親しみやすい鑑札等による着装率の向上に寄与している。今年度も、一括大量注文での見積等で市町村の購入経費の削減を図れた。
  • 平成23年度から「大阪府動物の愛護及び管理に関する規則」に沿った「よく目立つ」、「分かり易い」、「親しまれる」を主眼として本会が商標登録した犬デザインを使用した門標犬シールを作成した。今年度も注射済票の色と同一にして作成し、狂犬病予防注射時に飼い主に配布することにより、適切な飼い犬の管理に資することができた。
(4)動物愛護管理推進事業
[1]大阪動物愛護フェスティバル (動物愛護フェスティバル委員会)

「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づく動物愛護週間の事業として、本会と大阪市獣医師会が主催し、大阪府、大阪市との共催及び環境省等の後援により動物愛護と正しい飼い方を普及啓発させるために次のとおり実施した。

○「大阪動物愛護フェスティバル2012 in 中央公会堂」

と き 平成24年9月15日(土) 午後1時30分~午後5時
ところ 大阪市中央公会堂大集会場
内 容 ・長寿動物の表彰〔大阪府・大阪市獣医師会長連名表彰〕
・幼稚園の動物絵画展示
・講演「住吉さんと神馬の伝説」
講師 小出英司 先生 (住吉大社 権禰宜)
・講演「セラピードックが訪問する聖路加国際病院」
講師 柴内裕子 先生 (赤坂動物病院 院長)

○「大阪動物愛護フェスティバル2012 in 大阪城公園」

と き 平成24年11月11日(日)午前10時~午後4時
ところ 大阪城公園太陽の広場
内 容 警察犬・盲導犬の模範演技、アジリティドッグの実演と競技、ワンちゃんしつけ教室、獣医師による動物健康相談、ペットの正しい飼い方寸劇、ペット関連用品の展示即売等を、府下各種団体、企業の協賛のもと実施した。
また、マーチングバンド演奏、チアリーディング、スタンプラリー、模擬店等多彩な催事を実施し周知啓発に努めた。
なお、強い雨のため一部縮小した催事があった。
[2]学校動物飼育への支援(学校飼育動物委員会)
平成18年に「学校における望ましい動物飼育のあり方」(日本初等理科教育研究会)が日本獣医師会協力のもとに示されたのに伴い、本会開業部会員170余名が学校飼育動物担当獣医師として大阪府教育委員会と連携し次のような学校動物飼育の支援活動に取り組んでいる。
なお平成23年度からは、学校での動物飼育が学習指導要領に明確化されたため、より積極的な取り組みが期待されている。
また、本支援がより充実できるように、他の地方獣医師会との連携強化を積極的におこなった。
【教育委員会等との連携内容】
  • 学校飼育動物の飼育方法全般、健康等に関するする無料相談
  • 診察及び治療を廉価で行う。
  • 教育委員会からの依頼により、特別非常勤講師を務める。

ア 学校動物飼育支援事業「近畿地区意見交換会」へ参加

と き 平成24年10月27日(土)16:00~18:00
ところ 大阪市獣医師会ミーティングルーム
議 題 近畿地区獣医師会での学校飼育動物への取組状況について

イ 学校動物飼育支援対策検討委員会公開型拡大会議とシンポジュウムへの参加

と き 平成25年2月10日(日)9:30~17:00
ところ 大阪国際交流センター
会 議 日本獣医師会本支援対策委員会委員、地方本支援担当と文科省担当等との意見交換
シンポジュウム これからの学校教育と動物飼育 (文科省調査官)
適切な学校動物飼育活動がもたらす子どもの発達への影響(日獣本支援委員会)
文科省における動物飼育への取組(文科省教育課程課)
獣医師会との連携による飼育の充実(大阪府教育委員会)
学校動物飼育に関する獣医師会の取組(日獣本支援委員会)

ウ 平成24年度 学校飼育動物研修会

と き 平成25年2月26日(火) 14:30~17:00
ところ 大阪府教育センター別館4階 第8研修室
主 催 大阪府教育委員会
内 容 【報告説明】
・「大阪府獣医師会学校飼育動物委員会の取組」
大阪府獣医師会学校飼育動物委員会  清水 かおり 委員
・「学校飼育動物と動物愛護及び管理に関する法律について」
大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課 松谷 晃子  主査

【講演】
「生活科・総合的な学習の時間における動物飼育の充実」
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科 田村 学 調査官
【参加者】
動物を飼育している公立幼稚園・小・中学校の管理職、市町村教育委員会飼育動物担当指導主事、獣医師等

エ 「がっこう動物新聞」(壁新聞)を府下全小学校に配布(大阪市を除く)
学校動物飼育支援活動として、一般社団法人日本小動物獣医師会が製作した標記壁新聞の第3号第4号第5号を前年度から引き続き、各市町村教育委員会を通じて府下小学校へ配布した。
また、病院開設会員にも送付して病院で掲出することにより、学校飼育動物が情操教育に有用性があることを広く府民に啓発した。

オ 学校飼育動物取組み小学校の展示と顕彰
「大阪動物愛護フェスティバル2012in 大阪城公園」の開催に併せて、特設会場ブースで小学校での取組みの展示をした。
また、学校飼育動物の有用性とその取組みを広く周知するため参加小学校を顕彰した。

[3]災害時における動物救護対策 (災害時における動物救護等対策委員会)

ア 大規模災害時の連絡体制等の再点検と整備
東日本大震災の発生を受け、現地の情報の整理や大阪府獣医師会としての支援策等をホームページで会員等に情報提供するとともに、大規模災害に備え連絡体制の再点検と整備を行い、緊急災害時の非常連絡マニュアルを作成した。
また、東日本大震災と原子力発電所事故に伴う被災動物の救護の現状と課題を把握するため平成23年11月の現地視察報告を当該委員会で行った。

イ 押収犬救護事業について
【概要】
平成24年12月5日に、和泉警察署と府警本部生活環境課は、狂犬病予防法違反並びに動物の愛護及び管理に関する法律違反で、元動物取扱業者の女性一人を通常逮捕した。また、飼育していた犬を証拠物件として押収し、その管理を大阪府に依頼した。逮捕は、法違反にかかる大阪府並びに和泉市の指導注意を完全に無視し続け、かつ、狭小で不衛生な自宅で160頭以上の犬を飼育したため、長年にわたって近隣に鳴き声、悪臭の迷惑をかけたためであった。
【本会対応】
大阪府知事から本会に対して協力要請があり、本委員会で犬の健康状態、感染症の有無等を調査し対応を検討した。その結果、極度の削痩と寄生虫の感染があり、獣医師による治療や健康管理を行う必要性が高い犬が多いと判断した。協力要請をうけ本事業となったが予算措置がないため、その対応は本会開業部会会員有志のボランティアによる事業となった。
【終結】
平成25年3月15日の押収犬の譲渡会で、全ての犬の譲渡先がきまったため、この日をもって本事業を終結とした。

ボランティア登録獣医師 98名
押収犬数 161頭
(内21頭死亡)
救護犬数 144頭
(出産のため4頭増加)
譲渡数 144頭
避妊・去勢手術数 140頭
(子犬4頭を除く)
延べ管理日数 概数 9,200日・頭
(5) 行政等連携協力事業等
[1]野生鳥獣救護事業

大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課の野生動物の救護事業に協力するとともに、大阪府野生鳥獣救護ドクター(「救護医」)制度に基づき、平成24年度野生鳥獣救護ドクターとして59名(特定救護医8名含む)の指定を受け当該事業を次表のとおり実施した。

○(参考) 平成24年度野生鳥獣救護ドクター救護実績調

(平成25年3月31日現在)

  持ち込み数 放鳥獣 死亡 その他
鳥類 384 165 190 29
獣類 35 13 20 2
合計 419 178 210 31
[2]

「大阪府動物愛護推進協議会(動管法に基づく機関)」に大阪府より会長と開業部会長が委員として委嘱され、会長が委員長を務めている。

[3]

「大阪府動物愛護推進協議会」の専門部会として設置された、「大阪府災害時等動物救護マニュアル策定検討部会」に本会2名が就いている。

[4]

「大阪府動物愛護推進員」に本会開業部会9支部より各市町村別44名が大阪府よりに委嘱され、動物の適正飼養の普及や動物愛護精神の高揚に協力している。

[5]

「大阪府動物由来感染症対策検討委員会」(大阪府健康医療部保健医療室地域保健感染症課・大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課共管)の委員に本会会長が委嘱され協力している。

[6]

「大阪府アライグマ被害対策検討委員会」(大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課主管)の委員に本会会長が委嘱され協力している。

[7]

「大阪府動物愛護管理センター(仮称)」(大阪府が平成28年の開設を目途に羽曳野市において整備を進める動物愛護拠点施設)について、動物愛護の視点から検討及び配慮していただきたい点について、大阪府に要望書を提出した。

[8]

「子犬の新しい飼主さがし事業」(大阪府健康医療部食の安全推進課実施)で、岸和田・藤井寺・枚方・茨木の保健所管内会場において犬の適正飼養講習会(しつけ方や健康管理及び犬の正しい飼い方)が本会地区担当獣医師の協力のもとに開催され多数の参加者があった。

[9]

大阪府の処分犬・猫等の慰霊祭に出席し献花した。

(6) 学術奨励事業
[1]中村賞の授与
正会員及び準会員で獣医学術の向上に寄与した研究又は獣医技術の普及に著しく貢献のあった者並びに将来の発展が期待できる者及び獣医学を通じて社会に貢献しその功績が他の模範となる者として賞状と奨励金を授与した。
[2]奨励助成費の贈呈
会員の卒後教育と並行し、研究発表を奨励するため、日本獣医学術近畿地区学会の発表者に奨励助成費を贈呈した。 また、その中で優秀研究褒章を受賞し、「平成24年度日本獣医師会獣医学術学会年次大会(大阪市)」(平成25年2月9日~11日大阪市)での発表を行った者に対しても奨励助成費を贈呈した。
[3]日本獣医師会獣医学術学会年次大会(大阪市)
本会の本拠地での学会開催を盛会にするため、学会への積極的な取り組みを促す参加奨励助成をおこなった。本会からは100余名の参加であった。
(7) 近畿地区連合獣医師大会及び獣医学術近畿地区学会の参加

第90回近畿地区連合獣医師大会が平成24年9月2日(日)ホテルグランビア京都で開催され、当会から25名が参加した。
また、平成24年度日本獣医学術近畿地区学会が平成24年10月14日(日)大阪府立大学りんくうキャンパスで開催され、当会から86名が参加した。

(8) 公益認定法人に関する事業

本会が公益社団法人移行認定を受けるため、「公益認定法人検討委員会」において日本獣医師会や関係行政庁等からの情報を収集する。

(9) その他の事業
  • 東日本大震災動物救護活動等支援義援金などの取組み
    平成23年5月末までの事業として、本会「東北関東大震災動物救護活動等支援義援金」を募集し、7月に被災地の獣医師会(岩手県、宮城県、福島県、仙台市)に約500万円を送金したところであるが、開業部会においては、引き続き動物病院で支援義援金活動を実施した。大阪動物愛護フェスティバル(大阪城公園)会場において福島県動物救護本部の活動内容の展示ブースを設け、募金活動を行った。
  • 【※】本会の「東北関東大震災動物救護活動等支援義援金」の名称は日本獣医師会の同義援金と同じ名称に統一した。この地震は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」と命名された。東北地方太平洋沖地震及びこれに伴う原子力発電所事故による災害について「東日本大震災」と呼称されることとなった。

過去の事業計画(バックナンバー)