獣医師になるには

獣医師免許をとるには

大学で獣医学を学ぶ

獣医師免許を取得するためには、先ず獣医学科のある大学で獣医学を学ばなければなりません。
現在、獣医学を学べる大学は全国で16校あります。

公立大学

大学卒業後、獣医師国家試験に合格する

獣医学科のある大学で6年間、獣医学を学び卒業したからといってすぐ獣医師になれるわけではありません。
大学を卒業することで初めて獣医師国家試験を受験する資格が得られます。
この獣医師国家試験に合格しないと獣医師免許を取得することができません。

国家試験は毎年2月に行われます。試験の方法は飼育動物の治療に必要な獣医学や獣医師として必要な公衆衛生に関する知識および技能について学説に関する試験と実地に関する試験が2日間で行われます。

試験には獣医解剖学、獣医生理学、獣医組織学、獣医薬理学、獣医病理学、獣医微生物学、獣医寄生虫病学、獣医内科学、獣医外科学、獣医繁殖学、獣医放射線学、獣医衛生学、獣医伝染病学、獣医公衆衛生学、毒性学、実験動物学、魚病学の17科目に加え、獣医師の倫理・法律に関する問題が出題されます。